いざ!カンボジアへ ③ 出発の日
2015年の日記 いざ!カンボジアへ ③
出発の日
ソウルで乗り継ぎ、カンボジアに向かう。
ガイド付きのツアーに申し込んだが
カンボジアのシェムリアップの空港に迎えが来るので
そこまでは一人っきりだ。
千歳空港で両替
トラベレックスで両替することにした。
列に並んでいると、 40代くらいの女性二人連れが「ドン」に両替していた。
「ベトナムに行くんですか?」 と、つい話し掛けてしまう。
ベトナムは、 5年前に夫と旅行した大好きな場所だ。
ベトナムで楽しかったことや美味しかった物、 これからカンボジアに一人で行くことなどを彼女たちに話し、 お互いに「楽しんで来てね!」って。
連れがいたら、 きっと知らない人に話しかけなかったと思う。
自然と心がオープンになっちゃうのも 一人旅の楽しさの一つだ。
「心が開放されてる感じがする!!」と、 まだ北海道も出ていないのに テンションがうなぎ上り中。
なにかとご縁が
両替所で、私の後ろには60歳くらいの夫婦が。
こちらの夫婦の行き先は、 私と同じ「カンボジア」
しかも、ご縁があったようで……(それに気が付いたのは、約12時間後だったが)
千歳~ソウル便の飛行機に乗り込んだら、なんと、さっき両替所で出会ったご夫婦とお隣同士。
ご夫婦はご主人が定年退職してから、 いろんなツアーに参加しているみたい。
そういう生活、憧れちゃうなあ。
隣のご夫婦は海外旅行にいっぱい行ってるのに、 なぜか機内に「おにぎり」を持ち込んでいた。
「だって、夜ご飯食べないと、お腹が空くでしょう?」まもなく、機内食が配布された。
ご婦人:「どうして機内食が出るって知ってたの?」
私:「国際線は、機内食がでますよ。一部のLCCは有料かもしれませんが……」
ご婦人:「じゃあ、ソウル~カンボジア線でも食事が出るの?」
私:「出ますよ」
ソウル空港にて
この時期、韓国では「マーズ」が問題になっていた。
実際、夫の会社では 「韓国渡航禁止」になっていた。
千歳空港で出会ったベトナム行きの女性たちも ソウル経由だったらしく、 「マーズ大丈夫かなあ」と心配していた。
心配してもしょうがない。 出来ることは、マスクを付けることくらいだな。
一人でのソウル乗り継ぎも 若干心配だったけど、 日本語標識がたくさんあって、 とってもわかりやすかった。
ソウル~シェムリアップ線にて
すっごい小さな飛行機だった。
座席も後ろの方は空いていたみたいだった。
偶然にも3席独り占め。
なんてラッキーなんだ!
私の大きな体を無理やり小さくたたみ、 3席使って横になって、 ぐっすり眠ることが出来た。
もうすぐ憧れのカンボジア。
そう思うと心臓がバクバクする。
シェムリアップ空港にて
朝早くに家を出て、今はもう夜中。
本当に遠いなあ。
ってか、飛行機降りて 外を歩かされてるんですけど?
徒歩で空港に入るなんて 国またぐのに面白いねえ。
私はe-VIZAを持っていたので、 並ばずにそのまま入国。
現地でVIZAを取得する人が多く、 そちらは長蛇の列だった。
e-VIZAを取得しておいて正解だった。
空港を出ると、 カンボジア人のガイドさんが 迎えに来てくれていた。
ここまで一人で大冒険。
よく頑張った!
ところで、同じツアーの参加者に、両替所で会い座席がお隣だったご夫婦もいて、3泊5日のカンボジア旅行を一緒に過ごしたのだ。
改めてご縁を感じます。
ようやくホテルに向かえるぞ。
移動だけの長い一日だったなあ。