旅好き奥さんの旅日記

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いざ!カンボジアへ⑬ 「アンコールワット」恐怖の第3回廊に上ってみた

2015年6月12日の日記
アンコールワットを第1回廊から順に見学し、
ついに第3回廊へ。

ところで、第3回廊ってわかります?

第3回廊ってナニ?

アンコールワットって角(つの)みたいのが 5本あるでしょ。

あの一番真ん中の所ですよ。
 

ガイドさん:「第3回廊に上りますか?」

高所恐怖症の私はちょっと躊躇した。

今回は頼れる夫が一緒にいないので、 危ないことはやりたくない。

だが、 同じツアーに参加している日本人 シニア世代の4組の夫婦は、 普通に「上る」と答えた。

こうなっちゃ、一番若手(30代後半だが)の私が 上らない訳にはいかんでしょ。

第3回廊には人数制限あり、服装制限あり

一度に上れるのは100人まで。
なので、第3回廊から降りて来た人から パスカードを受け取り、 それを首に下げて上る。

ここは服装制限があるので注意!
キャミソール姿の白人が入口で止められて、ごねていた。

それでは、ついに上ります 

以前は観光客の転落事故が多発して、 立入禁止だったことがあるらしい。

ほんの数年前の話だそうです。

今は階段がついて、手すりもついて 頑張れば上れる状態に。

階段の角度は70度。
実際に上ってみると、 階段という名のハシゴという感じ。

手すりにしがみつき、足を震わせながら、 一段一段を慎重にゆっくりと上って行く。

上りきって後ろを振り返ってみると、 下から見るより100倍怖い。

私、下りられるかしら?

まあ、せっかく上ったのだから、 張り切って見学しまひょ。

彫刻がきれい 

アンコールの遺跡は本当に彫刻がきれい。
とても細かくて、とても丁寧。

こういう女神の像は、 観光客におっぱいを撫でられて、おっぱいだけテカテカになっているのが「 アンコールあるある」らしい(笑)

像だけでなく柱や窓枠や、 どこを見ても細部まで行き届いた彫刻が。

 

アンコールワットの一番真ん中の角(つの)の部分。

今、アンコールワットの一番てっぺんにいる。

めっちゃ興奮した。

十分にアンコールワットのてっぺんを堪能したので、 そろそろ下りまひょか。

 

怖すぎでしょ。

上り同様、手すりにしがみつき、 上りよりも時間を掛けて一段一段ゆっくり降りた。

最後の一段を下りたとき、 私の目の前を下りていた ナニ人だかわからない女の子と手を取り合って、お互いの言語で「怖かったー」って。

言葉は違っても、気持ちは一緒だね。