旅好き奥さんの旅日記

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いざ!カンボジアへ㉑ 「プレループ」からの夕日

2015年6月13日の日記
お昼休憩を経て、次は
夕日を見るために「プレループ」へ向かいます。

 

でも

雨が降って来ちゃったよぉ。

 

ガイドさん:「雨が降っていますけど、登りますか?」

ツアー客:「どしゃ降りだね。バスの中で待ってるわ。」

え?

ここまで来て、登らないっていう選択肢ある?

「せっかくだから、行ける所にまで行きたいな。」

そう言ってくれたご夫婦に便乗し
「私も行きまーす!」とアピール。

結局、全員で登りました。
どしゃ降りの雨の中。

 

だが、登り始めて、
ガイドさんの質問の意味に気が付いた。

雨でズルズルに濡れた遺跡の階段って
めっちゃデンジャラス。

一段一段が高めな上に若干斜めになっている段もある。

やばいよ。かなりやばいよ。
晴れている時でも「よいしょっ」ってなるのにさ。

雨の日は本当にやばいよ。

 

なんとか、無事に登りきった。

雨に濡れているアバター
なかなか色っぽいじゃないの。

プレループは夕日観賞ポイントなので
この時間、普段は激混みらしいが

この日はスッカスカだった。

そして、肝心の夕日は……

 

全然、見えませんね。
ガイドさんも残念そう。

ガイドさんは、はるばる北海道という北の国からやって来た私たちに
ここから見えるキレイな夕日を見てほしかったのだ。

それでも、充分キレイな景色だったよ。

夕日は見れなかったけど、

どしゃ降りの雨のプレループで
幼稚園児のような黄色いカッパを着てはしゃぎ回り、
楽しい思い出に。

連れてきてくれてありがとう。

 

さて、下りまひょか。

下りはもっとデンジャラス。

トラピックスからの持ち物リストに載っていて
「まるで、登山の準備だな」と思いながらも
念のため鞄に忍ばせていた「軍手」の出番だ。

高いところがニガテな私が
一段一段必死で下りていると

先に下りていたマダムの一人が
「傘、投げなさい!受け取ってあげるから!」

お言葉に甘えて、
持っていた傘をマダムに放り投げ、
マダムのご主人に支えられながら
なんとか無事に下まで下りる事ができた。

ありがとうございます。